木材、合板選び
木材の種類
木材にも色々ありますが、2×4(38×89)材(ツーバイフォー)を使用するのが簡単です。
2×4材の代表的存在としては、SPF(スプルース、パイン、ファーの頭文字。いずれの樹種も非常に似通っているため、区分されずに流通されている)があります。
SPF材は角は面取り、表面はカンナがけされているので、見た目もきれいで、また、強度も加工性も優れていて、価格も流通が多いために激安ですが、反面、腐りやすいという側面も持っています。
SPFを屋外の物置で使用するには、絶対に耐水・防腐塗料を塗るのを忘れずに。
もう一つ、よくウッドデッキで使われるレッドシダーという木材のがありまして、これは、SPFの3倍程度の値段にはなりますが、腐りにくく、耐久性が強いです。
レッドシダーは流通が多くないので、ネットで購入するのがよいでしょう(トステムビバでは売っていましたが、高い・・・)。
木材は、他にもスギ材やマツ、ヒノキなどいくつかありますが、2×4材に関しては、とりあえず、SPFとレッドシダーを考えていればよいでしょう(4×4材はスギが一般的?)。
木材の選択
価格と手軽さ(カインズ、ジョイフル本田にも売っている)で、2×4材としてはSPFを選択します。
SPFの価格は、2×4材の1820mmで、250円程度、3660mmなら、520円位で購入することができます。
畳3枚分(コンパネ3枚分)を作ろうとするなら、大体、2×4材の1820mmのものが40本~50本、2×4材の3000mm程度のものが7本、1×6材が12本とか必要になってきます。
化粧板をつける場合や、床とか壁を板を並べて作る場合はもっとたくさんひつようになります。
また、SPFは腐りやすいということで、防腐・防水剤を塗布しなければなりません。
油性と水性があって、水性のほうが価格は高く、木材に吸収されにくく、無臭で、ハケやバケツを水洗いすることが出来ます。
油性は価格が少し安く、木材に吸収されやすく、シンナーみたいなきついにおいがあり、ハケが水で洗えず、透明色にも色が付いてしまいます。
どっちも使ってみての感想は、効きや塗った感は油性の方がありそうな気がしますね。あとは色との兼ね合いですかね。
- 木材費用:約2万円
- 塗料(油性・14リットル):5000円
- ハケ+バケツ:200円
- 木材養成用ブルーシート(雨天時):1000円
- ブルーシートが風で飛ばされない+作業用の軽量ブロック(6個):500円
SPFでなくレッドシダーを使いたい方は、3倍程度はかかります(レッドシダーの購入はコチラ 、レッドウッドの購入はコチラ )。
合板選び
合板(ごうはん)は、薄い板を重なり合わせて接着剤で固めた板のことで、床材として、壁材として、また屋根材としても使用されます。
カインズやジョイフルとかでよく目にするのは、ラワン合板と、ラワン合板の厚く重なったコンパネ、そして木片を接着剤で高熱圧縮かけたOSB合板の3つでしょうか。
合板には種類のほか厚さで区分され、3mm程度のものから30mmまで実に幅広く扱われています(一般は9mm~15mmとかですかね)。
床に使用するとしたら厚い方がもちろんいいので、安いOSBか、コンパネ15mmくらいはほしいところです。
- コンパネ12mm(3枚):3000円
- OSB合板9mm(10枚):8000円