建ぺい率と容積率

物置設置に伴い、今更ながら自分の家の登記情報を再度確認したところ、建築基準法と都市計画法で第一種低層住居専用地域に指定されていた。

第一種低層住居専用地域に指定されている土地はどうやら住みやすさを重視した基準のため、建ぺい率や容積率が他の地域に比べて厳しいみたいだ。

ちなみに自分の地域は

  • 建ぺい率(建築面積の敷地面積に対する割合)・・・40%以下
  • 容積率(延べ床面積の敷地面積に対する割合)・・・80%以下
  • 建物の地盤面からの高さ:10m以下

となっていて、これに加えてニュータウン規定的なのがあって、フェンスの高さとかが定められている。

そして、自分の家の建ぺい率等の情報がどうなっているのかを改めて調べた。

  • 敷地面積243.92㎡
  • 建築面積64.80㎡ 建ぺい率:26.56%
  • 1階 63.99㎡
  • 2階 51.03㎡
  • 1階+2階(延床面積) 115.02㎡ 容積率:47.15%
  • 最高高さ:7,99m

となっていて、デフォルトの状態ではもちろん基準をクリアしている。

ここに物置やカーポートを立てた場合どうなるかが問題。物置やカーポートは建築物に該当するのでこの範囲に含まれてしまう(土地に固定されていて屋根があって柱があれば建築物→地面に埋まっているアンカーにボルトで固定されている(つまり取り外すことがいつでもできる)のであれば課税対象にはならないと思っているので物置の建ぺい率は気にしなくてよさそう)。

  • カーポートの大きさ:5.3m×3m(柱で囲まれた部分で飛び出た屋根は含まず)
  • 物置(エルモコンビ):幅4172×奥行2088×高2118mm

カーポートには緩和条件(一定の基準を満たせば柱から1mの部分は面積から除外できる)があるので、それを加味して面積を出すと、

  • カーポート:3.3m×1m=3.3㎡
  • 物置:4.172m×2.088m=8.7㎡

また建築物の申請についても、「床面積の合計が10㎡以内の建築物」は対象にならないようなので申請はしなくても大丈夫なことが分かった。

これをもとに建ぺい率を計算すると、

建築面積が(64.80+3.3+8.7)÷243.92×100=31.5%となり、40%以下はクリアできている。

ここからさらに新しい物置を作るとした場合は、予備の建ぺい率は8.5%なので、20.7㎡までのものであれば大丈夫ということになる。

ページトップへ