砂利敷きと整地(転圧)
砂利(ここでは砕石)を敷くときにかかる費用やかかる時間などを実体験をもとにお話しします。専門家ではないのであくまで参考程度に。
今回は以下の土地(約60㎡)に砂利を敷き詰めていきます。なお、予め大きめの石や枯れ葉などは取り除いてレーキで平らにしておいてあります。
砂利といっても砕石なので、角が丸い観賞用の砂利を敷く場合や比較的大きい砂利を敷く場合はまた適したやり方は違うと思います。
いずれにせよ、土の状態での転圧はやったほうがいいとは思うので、50㎏のプレートを1日2500円にてレンタル。ネットで調べてみるとこの価格は高めなので、探せばもっと安く(1泊2日で1500円とかで)借りれるかもしれません。
プレートを使って一通り土の状態で転圧するのですが、土が乾いていると上手く固まらず、土が湿っているとプレートの下にべ張りくっついてしまって動かなくなるしうまく転圧できないので大変という問題があります。
なら砂利を敷いた後に転圧すれば?という事にもなるんですが、プレートの転圧できる土の厚さはそんなにはないので、なるべく盛り土をするとしてもなるべくする前にやって少し敷いてまた敷いてという感じで少しずつやる方がよいようで、砂利の前に大変でもやることを勧めます。
乾いた土の状態でいったん転圧をかけてから、上に浮いてきた細かい土はホースで少し湿らせてから転圧。そこにくっついたのはスコップとかで削り取りながらやります。
ある程度土の高さをそろえて整地してあった土の転圧でも1時間半かかりました。荒れている土地の人は時間がかかると思います。
終わったら、砕石を敷いていきます。
今回敷くのは砕石6号で、2tを2万円で頼みました。
砕石6号はこんな感じの比較的細かい砂利といった感じです。
2t2万は相場としては高めです。ネットで見てみると1万円前後が相場のようです。
しかしながら、量販店での価格と比べれば安いし、輸送費も混みなのでまぁよいとしました。
シャベルとリアカーみたいなのがないのでゴミ箱を使って全体に撒きます。撒くだけで大体1時間。
砂利を軽めに敷いてから一度全体的に転圧。この時は地面に土が少し見えていてもかまいません。
もともと何もしていない(人が踏んだりしていないところ)は柔らかいので同じ高さで敷いても転圧で埋まってしまいます。
転圧後、土が見えているところを中心に余った砕石をかぶせていき、ホースで全体的に水をかけます。水をかけたほうが食い込みやすくなるので必ず必要です。
そしてまた転圧→砂利の移動→転圧を繰り返し、何度か全体的にかけたら終わり。
一応水平を確認。高いところの高さはおおむねあってるけど、へこんでいるところが少しあったのが気になるところ。完璧にすべてを平らにするなら土の状態かつ転圧後に水平でないと無理っぽい。
で、敷き終わった結果、量販店の砕石の袋には、「1㎡で4㎝敷くのに60~80㎏必要」と書いてあるため、2tだと25~33㎡に4㎝で敷き詰められるとされていたが、おおむね正しい。
60㎡に敷き詰めると、転圧でめり込んでも1~2㎝の厚さで敷き詰めることができた。ただし、上記で述べた通り、土の状態である程度固めていないと、さらにめり込むので1㎝ギリギリということにもなりかねない。